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ウルトラワイドモニターとは?選び方や導入メリットも詳しく紹介

ライター :
もち
掲載日 :
2023/04/24

「ウルトラワイドモニターって何?」
「効率よく作業するために、PCモニターを大きくしたいな」
「モニターを選ぶコツや、おすすめのモニターが知りたい!」

リモートワークが広がる昨今、PCモニターの大きさに満足できなくなったり、使いにくさに悩みを持つ方も増えているのではないでしょうか。

本記事では、大きな表示領域が特徴のウルトラワイドモニターについて、基本的な情報や選び方について解説しています。

大きなモニターを買うか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ウルトラワイドモニターとは

テレビやモニターはアスペクト比(画面の横幅と縦幅の比率)で、スクエア型・ワイド型・ウルトラワイド型の3つに大きく分けられます。


スクエア型はかつて主流だった12:9のモニターです。近年において大半を占めているのは、16:9もしくは16:10のワイド型になります。ウルトラワイド型は、ワイド型をさらに横長にした21:9のモデルです。

ウルトラワイドモニターのメリットは?

ウルトラワイドモニターのメリットは、画面に表示できる情報量の多さと作業領域の広さです。複数のソフトやアプリを立ち上げて横に並べて同時に表示したり、大きめの平面図や立面図を映したりするのに役立ちます。


動画編集や音楽制作といったクリエイティブな作業を行う際にも、横に長いタイムラインを広く展開したり、下書きと完成品を並べて比較したりする際に便利です。作業領域の広さを活かすことで、より効率的に作業が進められるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

ウルトラワイドモニターはゲームでも使える?

結論から言うと、ゲームでもウルトラワイドモニターの方がおすすめです。見える範囲が広がるため、特にレースゲームとの相性が良く、FPS系のゲームやMMO、MOBAなどさまざまなゲームで使用するメリットがあります。


レースゲームのプレイでは、感覚が実際の車の運転に近づき、臨場感も高められるでしょう。FPS系のゲームでは、視認範囲が広がることで戦況をいち早く判断できるようになります。


ただし、ゲームによってはプレイしづらくなる場合もあるため、注意が必要です。

ウルトラワイドモニターの選び方は?

最適なモニターを選ぶためには知識が必要です。ここからは、モニターを選ぶ基準となる項目について解説します。

重要なのはモニターサイズ

購入を検討する時には、物理的なモニターサイズを確認することが重要なポイントになります。


サイズが大きいほど表示できる情報量が増えるのは魅力的ですが、その分だけ設置スペースが必要です。横幅の目安は、29インチモデルであれば680mm超、34インチであれば800mm弱程度になります。


設置スペースがどこまで確保できるかを確認してから選びましょう。

解像度で選ぶ

どんなモニターでも製品ごとに解像度は異なり、ウルトラワイドモニターも例外ではありません。


解像度は、ディスプレイに表示される小さな点(ドット)が何個あるのかを表す数字です。「1980×1080」のように表示され、数が多いほど細部まで緻密な映像が映し出せるようになります。


ウルトラワイドモニターの解像度は、2560×1080が標準です。より高解像度のものが欲しいのであれば、UWQHD相当である3440×1440のものを検討しましょう。

モニター形状で選ぶ

モニター形状には、湾曲タイプと平面タイプの2種類があります。

湾曲タイプ

湾曲タイプの特徴は、ユーザーを囲むように緩いカーブを描いている独特な形状のディスプレイです。この画面の形が没入感を高めるため、ゲームや映画鑑賞での使用に向いています。


ただし、カーブの曲がり具合を決める湾曲率は製品ごとに異なっています。湾曲率は「〇〇R」のように表記され、人間の視野と同等とされるのは1000Rです。


なお、〇〇に入る数字が小さいと湾曲率は大きくなります。見にくいと感じる場合は、さらに小さい数字の入った湾曲率の大きいものを選んだ方が良いでしょう。

平面タイプ

平面タイプは、真っ直ぐな形状のディスプレイが採用されているスタンダードなモニターが該当します。


イラスト制作や製図などの作業で、直線を引きやすいのが特徴です。動画編集や音楽制作の際にタイムラインが歪むこともありません。


湾曲タイプのモニターに違和感を感じる場合は、平面タイプに変更すると良いでしょう。

ゲームをプレイする場合はリフレッシュレートを確認する

ゲームプレイを目的にしている場合は、リフレッシュレートと応答速度についても確認しておきましょう。

144Hzのモニターが人気

リフレッシュレートは1秒あたりに画面を更新する回数のことで、「Hz(ヘルツ)」という単位で表記されます。この数値が高いほど、画面上で滑らかな映像が表示できるようになっています。


テレビなどの一般的なモニターのリフレッシュレートは60Hzです。 しかし、ゲーム用途の場合は最低でも120Hz以上が必要で、中でも人気なのは144Hzのものになります。


PS4などのコンシューマー機でプレイするのであれば60Hzでも十分ですが、問題はPCゲームの場合です。滑らかな描写で楽しむためには、ゲームのフレームレートに合わせられる120Hz以上のものが良いでしょう。

応答速度1ms以下のモデルがおすすめ

応答速度は、画面の色を変化させるためにかかる時間のことで、表記には「ms」という単位が用いられています。


数値が低いほど映像内にちらつきや残像が少なくなっていくため、より正確な情報を早く捉えるためには外せないスペックです。画面を長時間眺めていても疲れにくいというメリットもあります。


したがって、FPSや格闘ゲームといった一瞬の操作が勝敗に影響するジャンルをプレイするのが前提であれば、応答速度1ms以下のモデルがおすすめです。

ウルトラワイドモニターを使ってみよう

ウルトラワイドモニターを選ぶ際には、使用する目的を整理することが大切です。デスクワークの作業効率を上げるためなのか、ゲームプレイの臨場感を高めるためなのかなど、目的に合わせてスペックや形状を選んでみましょう。

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