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RTX2060の性能スペックについて|おすすめのゲーミングPCも紹介

ライター :
ゆず
掲載日 :
2023/10/13

「RTX20シリーズはどんなグラフィックボードなの?」
「RTX2060にはどのような性能があるの?」
「RTX2060が搭載されている製品を知りたい!」
このように、RTX2060について詳しく知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。


本記事では、RTX20シリーズの概要やRTX2060の性能と特徴を紹介しています。


RTX2060が搭載されているおすすめ製品についても紹介していますので、RTX2060について詳しく知りたい人は本記事をチェックしてみてください。


RTX2060の性能スペックについて詳しく知りたい人は、本記事を参考にしてみてください。

RTX20シリーズとは

GeForce RTX20シリーズとは、革新的なRTXプラットフォームを採用しているGeForceです。


RTX20シリーズのグラフィックスカードは、最新のゲームを高解像度でプレイできるように、リアルタイムレイトレーシングやディープラーニング、プログラマブルシェーディングなどの統合が行われています。


RTX20シリーズは前世代のシリーズよりも製造プロセスが微細化しており、Turingアーキテクチャにレイトレーシング用のRTコアとディープラーニング用のTensorコアを採用しています。

GeForce RTX 2080 Ti GeForce RTX 2080 GeForce RTX 2070 GeForce RTX 2060
アーキテクチャ Turing Turing Turing Turing
DirectX世代 Microsoft DirectX® 12 Ultimate Microsoft DirectX® 12 Ultimate Microsoft DirectX® 12 Ultimate Microsoft DirectX® 12 Ultimate
メモリ容量 11GB GDDR6 8GB GDDR6 8GB GDDR6 12GB GDDR6 / 6GB GDDR6
ベースクロック (GHz) 1.35 1.52 1.41 1.47 / 1.37
ブーストクロック (GHz) 1.64 1.8 1.71 1.65 / 1.68
NVIDIA CUDA® コア 4352 2944 2304 2176 / 1920
補助電源 PCIe 8 ピン x2 PCIe 6 ピン x1 + 1x PCIe 8 ピン PCIe 8 ピン x1 PCIe 8 ピン x1

RTX2060の性能と特徴

GeForce RTX 2060とは、RTコア、tensorコアを搭載したTuring世代のグラフィックボードです。同じようにRTコアとtensorコアを搭載したモデルの中では、もっとも安価なモデルとなっています。


現在は後発のモデルがリリースされているため、旧型モデルとなっていますが、性能としては十分なスペックを備えていると言えるでしょう。

CPU

RTX2060が搭載されているパソコンのCPUは、Core i5-10400やCore i7-10700、Core i5-11400などを採用しています。RTX2060はグラフィックボードであるため、CPUは搭載されているパソコンによっても異なります。

GPU

RTX2060では、GPUとしてTU106を採用しています。RTX2060で採用しているGPUは、上位モデルであるRTX 2070と同じTU106ですが、一部を無効化することによってスペックを落としています。


なお、GPUメモリは6GB GDDR6です。

おおよその販売価格

RTX2060の販売価格は、$349ほどとなっています。販売当時の価格は42,500~52,800円ほどです。


RTX2060は、他のRTX20シリーズと比較しても価格が抑えられているため、上位モデルであるRTX2070よりも安価に購入できる点が魅力です。

パフォーマンス

RTX2060のパフォーマンスとしては、2世代前のGTX 980 Tiと同程度の性能を備えています。フラグシップモデルのGTX 980 Tiと同じくらいのスペックを備えているため、従来の60番台と比較してもパフォーマンスは高いと言えるでしょう。


また、現在では後発のRTX 2060 SUPERもリリースされていますが、RTX2060は十分現役モデルとしての性能を備えています。そのため、ミドルクラスとして高い性能を発揮できるグラフィックボードだと言えるでしょう。

レイトレーシングやDLSS

RTX2060には、レイトレーシング用のRTコアとディープラーニング用のTensorコアが採用されているため、新しい機能が利用できます。しかし、実際に利用する場合は、フレームレートが安定しないことから、性能面ではやや難ありだと言えます。


そのため、RTX2060でレイトレーシングやDLSSを体験する場合は、やや性能不足であると理解しておきましょう。


レイトレーシングやDLSSなど目的にグラフィックボードを選ぶのであれば、後発のRTX 2060 SUPERを選択するのがおすすめです。

消費電力

RTX2060の消費電力は、これまでの60番台よりも30%以上上がっています。160WやGTX 1060と比較すると、消費電力はかなり大きくなっています。


ただし、従来の60番台よりも大幅に性能が向上しているため、その分だけ消費電力もアップしてしまっている点は仕方がないと言えるでしょう。

RTX20シリーズを搭載したおすすめのPC

ここからは、RTX2050とRTX2060 SUPERを搭載したおすすめのPCをご紹介していきます。

ASUS TUF Gaming F15 FX506HF (FX506HF-I5R2050)

ASUS TUF Gaming F15 FX506HF (FX506HF-I5R2050)

リフレッシュレート144Hzの高速駆動ディスプレイを搭載しており、滑らかで残像の少ない映像を映し出します。ゲームプレイはもちろん、画像処理から動画編集まで快適にこなせる1台です。

インチ 15.6型(144Hz)
CPU インテル® Core™ i5-11400H
OS Windows 11 Home
メモリ 16GB/32GB(標準/最大)
ストレージ SSD : 512GB

ROG Flow Z13 GZ301VF (GZ301VF-I9R2050)

ROG Flow Z13 GZ301VF (GZ301VF-I9R2050)

CPUに第13世代インテル® Core™ i9 プロセッサーを搭載しており、薄型軽量モデルながら優れたゲーミング性能を持つ1台です。キーボードは状況に合わせて着脱可能であり、外出先での使用など様々なシーンで活躍します。

インチ 13.4型(165Hz)
CPU インテル® Core™ i9-13900H
OS Windows 11 Home
メモリ 16GB/16GB(標準/最大)
ストレージ SSD : 512GB

ROG Strix G10DK (G10DK-R55R2060S)

ROG Strix G10DK (G10DK-R55R2060S)

CPUやGPUを搭載した上部エリアと、電源ユニットやストレージを搭載した下部エリアに分かれたエアフロ―システムを搭載。各エリアに対して発熱量に応じたエアフローを設定することで、強力な冷却性能を実現します。

CPU AMD Ryzen™ 5 5600X
OS Windows 11 Home
メモリ 16GB
ストレージ SSD : 512GB

ROG Strix G10DK (G10DK-R75R2060S)

ROG Strix G10DK (G10DK-R75R2060S)

8コア12スレッドのAMD Ryzen™ 7 5800Xプロセッサーを搭載した、マルチスレッドの処理性能に優れた1台です。負荷の高いゲームをプレイしながらの配信など、複数作業を並行して行っても高いパフォーマンスを維持できるのが魅力です。

CPU AMD Ryzen™ 7 5800X
OS Windows 11 Home
メモリ 16GB
ストレージ SSD : 1TB

RTX2060のスペックを理解してゲーミングPCを選ぼう

RTX2060はRTX20シリーズの中でも価格が抑えめのグラフィックボードです。ミドルクラスのグラフィックボードとしては、高いパフォーマンス性を持っている点が魅力だと言えるでしょう。


本記事で紹介したRTX20シリーズの概要やRTX2060の性能と特徴などを参考に、RTX2060搭載のPCを購入してみてはいかがでしょうか。