「RTX 3080」の性能やスペックは？搭載のおすすめモデルも紹介

ライター :

ゆず

掲載日 :

2023/10/13

「RTX 3080ってどんなグラフィックボードなの？」
「RTX 3080にはどんな機能がある？」
「RTX 3080を搭載したモデルって？」
このように、RTX 3080について詳しく知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

この記事ではRTX 3080の特徴や機能、スペックについて紹介していきます。

おすすめのゲーミングPCも紹介していますので、RTX 3080が搭載されているPCを購入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「RTX 3080」の特徴・機能

RTX 3080は、RTX20シリーズの80番台である「RTX 2080」の後継モデルとなるグラフィックボードです。RTX 2080 Tiよりも性能が高く、RTX 2080と比較すると大きく性能が伸びています。

ここではRTX 3080の特徴や機能を紹介していきます。

RTX 3080では従来モデルよりも大きくクリエイティブ性能が向上しています。たとえばBlenderのデモファイルであるBMWを使ったGPUレンダリングでは、驚くほど短い時間で描画できます。

レンダリングのスピードはRTX 2080 Tiと比較すると約30％、RTX 2080 Superと比較すると約50％も高速です。

パソコンでゲームをプレイする場合に、プレイヤーがマウスクリックなどの操作を行ってから実際に画面に反映されるまでの時間のことをレイテンシー（遅延）と呼びます。 RTX 3080には、このようなレイテンシーを削減するNVIDIA Reflex機能が搭載されています。

このレイテンシーが大きくなるほど、プレイヤーにもストレスがかかるでしょう。特にアクションやFPSといった応答速度が求められるゲームでは、思うようなプレイができなくなります。

NVIDIA Reflex機能ではシステムの性能を計測して設定を自動変更することにより、レイテンシーを小さくすることができます。

RTX 3080には、DLSSと呼ばれるAIレンダリングテクノロジーが搭載されています。DLSSはディープラーニング用のTensorコアを使用し、アンチエイリアシングを高速で処理することによりリアルな映像を実現するという機能です。

グラフィックボードの処理の中でも特に負荷の大きいアンチエイリアシングによる負担が軽減されるため、フレームレートの底上げが可能になります。

RTX 3080は、Ampereアーキテクチャによって前世代モデルの約2倍の性能を実現しています。

たとえばCUDAコアが倍増したことでCUDAコアが約2倍、キャッシュのパーティションサイズも約2倍、Tensorコアによって計算処理も最大2倍など、さまざまな性能が2倍になっています。

RTX 3080では、第2世代RTXアーキテクチャとなる「NVIDIA Ampereアーキテクチャ」を採用しています。RTX 30シリーズが登場したことにより、前世代であるRTX 20シリーズは第1世代RTXアーキテクチャと呼ばれるようになりました。

RTX 3080は前世代モデルよりもさまざまな性能が向上したモデルです。RTX 3080のスペックは以下の通りです。

この記事を読んでいる人の中には、RTX 3080を搭載したPCを購入したいと考える方もいらっしゃることでしょう。ここでは、RTX 3080を搭載したおすすめモデルを紹介していきます。

「ROG Strix G17 G713RS（G713RS-R7R3080）」は、RTX 3080を搭載した17.3型のノートPCです。強力な冷却システムや高解像度ディスプレイを搭載しているため、動きの速いゲームでも快適にプレイすることができます。

「ROG Zephyrus G15 GA503RS（GA503RS-R76R3080）」は、RTX 3080を搭載した15.6型のノートPCです。2,560×1,440ドットの高解像度対応でありながら、リフレッシュレート165Hzの高速高解像度液晶ディスプレイを搭載しています。

RTX 3080は高い性能を備えたRTX 30シリーズのグラフィックボードです。

この記事で紹介したRTX 3080の特徴や機能、RTX 3080を搭載したおすすめモデルなどを参考に、お気に入りのPCを見つけてみてはいかがでしょうか。